サプライチェーン全体で企業の社会的責任に取り組む

家内労働者もサプライチェーンの一員です!

原材料の段階から、製造した商品が消費者に届くまでの一連の流れを「サプライ(供給)チェーン(連鎖)」と呼びます。原材料や部品の調達から、製造、在庫管理、販売、配送に至るまでの各工程が別個に存在するのではなく、鎖のようにつながっているという意味で用いられます。

企業に社会的責任を果たすこと(CSR:Corporate Social Responsibility)が求められる昨今、サプライチェーン全体で企業の社会的責任に取り組む動きが始まっています。サプライチェーンの各段階における協力企業(委託者)が、有害物質の使用や環境汚染などの問題がないか、社員や業務委託先の人たちが不当な状況に置かれていないか、法令が守られているかといったことを把握して、問題があれば改善していくというものです。

危険有害業務に従事する家内労働者の作業に伴う災害を防止するためには、委託者への発注者や、委託者の皆さんの配慮が必要不可欠です。家内労働者もサプライチェーンの一員であることを認識し、家内労働者の安全衛生確保に努めましょう。

サプライチェーン

協働関係に関する好事例